骨粗しょう症の原因

骨粗しょう症の原因として考えられることの1つは老化です。骨も新陳代謝を繰り返しています。新しい細胞を作り、古いものを破壊しています。しかし、新しい細胞をつくる働きが遅くなってくることで、骨粗しょう症が起きます。

骨粗しょう症は、女性に多いのが特徴ですが、その原因は女性ホルモンに非常に関係しています。閉経後に女性ホルモンは急激に減少しますが、女性ホルモンには骨の破壊を抑える、骨の形成を助けるといった働きがあるために閉経後は骨粗しょう症になりやすくなります。

他にも骨粗しょう症の原因には、生活習慣が考えられます。食生活の偏りはまさにそれです。日本人はもともと、カルシウムの摂取量が少ないと言われていますが、カルシウム不足は骨粗しょう症の原因となってしまいます。また、塩分の摂りすぎやお酒、カフェインを含むコーヒー、コーラなどの飲料水は、尿へカルシウムの排出を増やしてしまう原因につながります。

喫煙は胃腸の働きが悪くなってしまい、そのため、カルシウムの吸収能率の低下につながってしまいます。他にも運動不足によって骨が弱くなっていることが挙げられますし、日光浴が足りない、家にばかりいる、外にでないといったことも原因になってしまいます。

また、骨粗しょう症は、加齢や閉経以外の原因でも生じます。たとえば、バセドウ病などの甲状腺機能亢進症、関節リウマチ、糖尿病などの病気や、胃切除後、ステロイドの長期内服などで骨粗しょう症が生じ易くなります。このように骨粗しょう症の原因は、単に加齢だけが原因ではありません。日ごろの食生活などといった生活習慣の改善を心がけましょう。

骨粗しょう症予防ガイド 新着情報

骨粗しょう症ってどんなものなのでしょうか。近年では、骨粗しょう症という「骨がもろくなる病気」が一般の方にもよく知られるようになりました。それでは このように「有名な病気」になってしまったのでしょうか。それはこの骨粗しょう症が一般的には高齢になるほどその程度が強くなるため、高齢化社会を迎えている日本では骨折の患者さんは年毎に多くなっているためです。

人の体はたくさんの細胞からできており、もちろん骨にも細胞があります。骨を作る細胞と溶かす細胞があります。これらの細胞が働いて骨が出来たり、壊されたりしています。そして骨も絶えず新陳代謝をしています。正常の骨では、作られるのと壊されるのとが同じ割合のために骨の強さや厚さはある一定に保たれています。しかし何かこれらの細胞の働きに影響する変化が起きれば二つの細胞の働きにアンバランスを生じてしまい、骨が柔らかくなったり、硬くなりすぎたりすることもあるのです。

ほとんどの場合には弱くなります。これが骨粗しょう症なのです。骨粗しょう症の人は、太ももの付け根(大腿骨頭部)を骨折する例が多いのですが、年をとってからこの部分を骨折してしまうと寝たきりに発展する恐れがあるのです。しかし、骨がもろくなるのは「老化」と考えてしまい、予防や治療を行わずに放置する場合が非常に多いとも言われています。骨粗しょう症を放置してしまうと骨折の危険性が高まってしまい高齢者は骨折から寝たきりへとつながってしまうこともあります。骨粗しょう症は「単なる老化」ではなくて治療が必要な「病気」だということをきちんと理解しておきましょう。