骨粗しょう症の運動療法

骨量を増加させるには、適度な運動が必要になります。40から60歳の女性を対象とした調査で、運動習慣がある人は、運動習慣がない人に比べて骨量が明らかに高かったという結果が出ており、運動は重要であると言えます。

運動は、心臓や肺の病気がないか、また高齢者では関節などに問題がないかなど、医療機関の診断の上で行うこととなります。推奨される運動としては、ウォーキングやジョギング、水泳やストレッチなどの体操があげられます。

買い物や通勤など日常生活の中に簡単に取り入れることができ、年齢を問わず、マイペースにできる運動といえば、まずウォーキングをあげることができるでしょう。歩くことは心肺機能を高め、骨の強化に役立つ運動です。エスカレーターやエレベーターを使わず、ゆっくり階段を上がったり下がったりするのも一つの方法ではないでしょうか。

中高年期、足腰が弱くなった人など、体を動かすことが困難な人などの運動としては水中運動などが骨粗しょう症の予防に効果的です。水中で運動することの最大の利点は、浮力を利用するため、体重の負荷をかけることなく、安全に運動できる、という点です。

泳げないという人でも、水中を歩くだけなら気軽にでき、その人の状態に合わせ負荷を変えることができます。ゆっくり歩けば水の抵抗が少なく、速く歩けば水の抵抗が大きくなります。慣れるにしたがって、水中を歩く速度を速めて歩くことによって、大きな抵抗を受ければ、効率よく筋力を鍛えることができます。

足腰が弱くなった人、足腰が痛くて体を動かすことが困難な人などは、家の中でできる無理のない程度の簡単な体操をやってみることも骨粗しょう症の予防、症状改善には効果的のようです。朝起きた時、就寝前などリラックスしている時などに始めてみてはいかがでしょうか。

骨粗しょう症予防ガイド 新着情報

骨粗しょう症ってどんなものなのでしょうか。近年では、骨粗しょう症という「骨がもろくなる病気」が一般の方にもよく知られるようになりました。それでは このように「有名な病気」になってしまったのでしょうか。それはこの骨粗しょう症が一般的には高齢になるほどその程度が強くなるため、高齢化社会を迎えている日本では骨折の患者さんは年毎に多くなっているためです。

人の体はたくさんの細胞からできており、もちろん骨にも細胞があります。骨を作る細胞と溶かす細胞があります。これらの細胞が働いて骨が出来たり、壊されたりしています。そして骨も絶えず新陳代謝をしています。正常の骨では、作られるのと壊されるのとが同じ割合のために骨の強さや厚さはある一定に保たれています。しかし何かこれらの細胞の働きに影響する変化が起きれば二つの細胞の働きにアンバランスを生じてしまい、骨が柔らかくなったり、硬くなりすぎたりすることもあるのです。

ほとんどの場合には弱くなります。これが骨粗しょう症なのです。骨粗しょう症の人は、太ももの付け根(大腿骨頭部)を骨折する例が多いのですが、年をとってからこの部分を骨折してしまうと寝たきりに発展する恐れがあるのです。しかし、骨がもろくなるのは「老化」と考えてしまい、予防や治療を行わずに放置する場合が非常に多いとも言われています。骨粗しょう症を放置してしまうと骨折の危険性が高まってしまい高齢者は骨折から寝たきりへとつながってしまうこともあります。骨粗しょう症は「単なる老化」ではなくて治療が必要な「病気」だということをきちんと理解しておきましょう。

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