骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について名前を聞いたことがあるというかたも少なくはないと思います。骨粗鬆症は、骨からカルシウムが抜けてしまい骨が全体的にスカスカとなってしまうことです。そのことにより、特に大きな負荷をかけていなくても骨折しやすくなる症状のことを指しています。最近では、日本では高齢化社会が進んでいます。骨粗鬆症の推定患者数は女性で800万人、男性で200万人います。

骨粗鬆症の推定患者数の推定合計1,000万人に達すると言われています。とりわけ女性は、男性と比べてみるとそもそも骨量も少ないです。そのうえ閉経後にホルモンのバランスが崩れてしまいますので骨粗鬆症になる割合が高いのです。患者さん全体の8割を占める状況といえます。骨粗鬆症の恐ろしい部分があります。それはどういったことなのでしょうか。

日本では、これから高齢者がますます人口構成の中核を占めていくとおもいます。そのような中で骨折や疼痛(とうつう)による歩行障害のために、外出を含めて自立した生活を送ることにたいして高齢者自身に危険と不安を感じさせてしまうということなのです。そうなってくると、買い物や娯楽を求め外出を次第に控えるようになってしまいます。家に引きこもりがちになったり寝たきりの状態になってしまうこともあると思います。

骨粗鬆症の検査についてご紹介したいとおもいます。「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」は、「原発性骨粗鬆症」と「続発性骨粗鬆症」の二種類に大きくわけられます。「原発性骨粗鬆症」は、その原因が不明とされている骨粗鬆症です。そしてさらに細かく分類すると閉経性・老人性・突発性に分けられることになっています。この症例として一番多いのは、女性の閉経性骨粗鬆症・高齢者の老人性骨粗鬆症となっています。

これらの病気の原因が不明とはいっても、すべての人が中年期をすぎてから骨量が減っていくことに加えて、喫煙や飲酒、ビタミンやカルシウムなどの栄養素の不足、また運動不足などの生活上のいろいろなマイナス要因が複合的にかかわり、骨密度を下げるとった方向に作用していることは、まず間違いないといったところなのです。また、最大骨量は20~30代の時期に完成します。

そういったことから、成長期にカルシウムの摂取が不足しているような場合には、歳をとってしまった将来において骨量が減少してしまうといった影響に大きく現れることになります。これらを逆から考えてみれば、それらのマイナス要因をなくしていくことによって骨粗鬆症の予防につながるとされているのです。最大骨量を完成させる時期に無理なダイエットなどをすると将来に影響してくることがわかります。

続発性骨粗鬆症とは、胃の切除やステロイド剤を服用した副作用によるものです。そのためその原因が特定できるものとされています。それと同じように内分泌性・栄養性・薬物性・先天性というように細かく分類されています。ステロイド剤など骨粗鬆症を促す作用のある薬を長いあいだ服用した人や、甲状腺機能亢進症などの病気を持っている人などは、骨粗鬆症にかかりやすくなる傾向があるそうです。

また、血縁者に骨粗鬆症の方がいるような場合なども、統計的に骨粗鬆症になりやすいとされています。骨粗鬆症の検査方法は、大きくわけると「X線検査」と「骨密度検査」の二つに分類されます。「X線検査」では、背骨の撮影を行います。そして「圧迫骨折の有無」を確認することになります。ここで圧迫骨折があることが判明してしまうと、それだけでも骨粗鬆症と診断されてしまいます。

ちなみに、骨粗鬆症においてもっとも起こりやすいものが「背骨の圧迫骨折」なのです。たぶん腰を
大きく曲げて歩く老齢の女性の姿を、よく見かけることと思います。それに関連して、骨粗鬆症かどうかの簡単な自己診断方法は壁にかかとをつけて立ってみてそれと同時に後頭部が壁につくかを確認してみましょう。もしも、つかないような場合には、姿勢がゆがんでいますので骨粗鬆症の可能性が高いといえます。

骨粗鬆症の治療と予防についてご紹介したいとおもいます。「骨粗鬆症」の治療については、「食事療法」や「運動療法」、そして「薬物療法」の三つを基本として行われることになっています。とくに「薬物療法」においては、性別や患者さんの状態、そして治療目的などに応じて、骨密度を高めるための骨吸収抑制剤をもちいたり骨形成促進剤のほかにもビタミン製剤やカルシウム製剤というようなさまざまなタイプの薬が使用されています。

現在では「ビスフォスフォネート」といった骨量を増やすために有効とされている薬もあるのですが、その薬によっては副作用の心配もありますので医師の処方に従って服用する間隔もきちんと守ることがとても大切になってきます。このうち、骨粗鬆症にまだなっていなくてその予防といった観点からみてみると食事と運動の二つがとても重要になってきます。

日本人のカルシウム所要量は600㎎とされています。しかし、全体にみるとカルシウムの所要量が不足気味であると言われています。特に高齢者の場合は、800㎎程度のカルシウム摂取でようやくマイナスにならなくなるそうです。いつもカルシウム(乳製品・大豆製品・小魚類など)などの多い食品やその吸収をよくするためのビタミンDの多い食品などの摂取が必要不可欠となります。

日本人にとってカルシウム所要量は600㎎となっていますが、全体的にみてみるとカルシウムの所要量が不足気味だということがわかっています。特に高齢者のかたの場合は、カルシウムを800㎎くらい摂取することによってマイナスにならなくなるそうです。カルシウムがたくさん含まれている乳製品や大豆製品、小魚類などの食品をとったり吸収をよくするためにはビタミンDの多い食品を摂取することが大切だといわれています。

カルシウムは単独で食べたとしてもほとんどが体内に吸収されることはありません。これはビタミンDの働きが必要となってきますので、カルシウムとビタミンDの両方をバランスよくとるよう努めたほうがよいでしょう。また骨粗鬆症が怖いとおもってしまいカルシウムだけを急に摂取しすぎてしまうと「高カルシウム血症」という病気になることもあります。また腎臓に石ができたりこともあります。

そのためカルシウムの過剰摂取についても注意が必要となります。医師の処方によって骨粗鬆症の内服薬を飲んでいるのにもかかわらず、さらに市販のカルシウムのサプリメントなどを飲んでいる方が「高カルシウム血症」におちいりやすいそうです。またカップラーメンなどのインスタント食品に頼っている一人暮らしの高齢者のかたも多いそうすが、インスタント食品にはカルシウムの排泄を促すとされている「リン」が一般に多く含まれています。

骨粗しょう症は、骨の量が減ってしまい骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気のことです。古くは古代エジプト文明時代からある病気といわれています。近年では、医療の発達や生活環境の発展から寿命が延びて、高齢者人口が増えてきたため特に問題になってきている病気のひとつです。日本では、約1,000万人の患者さんがいるといわれています。

高齢者人口の増加に伴い、その患者さんの人数は増える傾向にあるといわれています。骨の構造から見てみると、皮質骨よりも海綿骨で骨の量の減少が明らかとなってしまいます。海綿骨の量が減ってしまうと、複雑にからみあったジャングルジムのような網目構造がくずれてしまうためあちこちでジャングルジムの「棒」がなくなってしまうため骨が弱くなっていきます。

骨が弱くなってしまうと、ちょっとしたことで骨折しやすくなってしまいます。骨粗鬆症が問題になる理由としては高齢者の寝たきりの原因のうち約20%が「骨折」といわれており、その中でも「大腿骨という太ももの骨の骨折が問題となってしまいます。つまり、骨折をきっかけに寝込んでしまえば骨折が治った後も自力で歩くことがとても難しくなってしまいます。

一口に骨粗鬆症とはいっても、その原因によって分類されることがわかっています。原発性骨粗鬆症とは、閉経(月経がなくなること)や加齢などの原因が重なっておこる、最も多くみられる骨粗鬆症です。続発性骨粗鬆症とは、特定の病気や薬剤によっておこってしまう骨粗鬆症です。治療をするうえでも、この二つは明確に分けられています。

骨が減ってしまうメカニズムに着目してみると骨は破壊と新生を繰り返していく「リモデリング」という新陳代謝によって絶えず新しく生まれ変わっていくそうです。リモデリングは、海綿骨で特に活発に行われています。そのときリモデリングにかかわる「破骨細胞」と「骨芽細胞」のどちらかの働きがさらに活発になるかによって、骨が減る方向に進んでいくのか増える方向に進んでいくのかが決まります。

骨の増加や維持などはさまざまなホルモンが影響しています。性ホルモン(男性ホルモン・女性ホルモン)は、 第二次性徴以降に分泌されていき骨の成長や成熟に重要な働きをします。女性の場合では閉経後に女性ホルモンの分泌が急激に低下してしまうため骨量が減少しやすいとされています。副甲状腺ホルモンは大量では骨の破壊を促進し、カルシトニンは骨の破壊を抑ええくれます。またビタミンDは食物から吸収されるほかにも、日光浴によって体内で合成されますので腸でのカルシウム吸収を促進してくれます。

どのような人が骨粗鬆症になりやすいのでしょうか。骨粗鬆症は、多くの原因が複雑に関係するため発症する病気といわれています。そのため、原因をひとつだけに決めることは出来ないと思います。次にあげた各項目は主なものを示しています。まずは加齢です。性ホルモン産生の低下のほかにも、年をとると骨芽細胞と呼ばれる骨をつくるための細胞の働きが弱くなってしまいます。

また、腎臓の働きも低下してしまうため活性型ビタミンDがつくられにくくなってしまいます。そして、食事の量が少なくなってしまうこともあるためカルシウムの吸収量が低下してしまいます。カルシウム摂取量が少なかったり偏食で乳製品をとっていなかったり、また偏食しているために栄養バランスが偏ったりすると、食物からカルシウムなどが十分にとれなくなってしまいます。

また閉経に伴って女性ホルモンが急激に低下してしまうと、破骨細胞と呼ばれる骨を壊す細胞の働きに骨芽細胞の働きが追いつかなくなってしまいます。そして運動不足も原因としてあげられます。適度な運動で骨に刺激を与えてあげると骨は丈夫になっていきます。その反対に、運動しなくなると骨はだんだんと弱くなってしまいます。また日光に当たらない生活もよくはありません。

骨の新陳代謝は、皮質骨よりも海綿骨という部分でさらに活発に行われています。そのため、骨代謝に異常がでてしまうと海綿骨でまず変化がおきます。骨粗鬆症では海綿骨の量が少しずつ減っていくため、海綿骨の占める割合が比較的多い背骨などが初めに弱くなってしまいます。 背骨が骨折をおこしてつぶれてしまうと腰が曲がってしまったり痛みが出てしまったりします。

また、身長が低くなることもあります。ただし、骨粗鬆症になっていても症状が出るとは限らないため「腰が痛くないから骨量は大丈夫」というわけではないのです。 若い人ではまず考えられないようなことで骨折することがあります。例えばたんすにぶつかったり、つまずいてころんだりというようなちょっとした原因で骨折がおきます。また、骨折する部位についても特徴があります。

背骨には軽度の「変形」から明らかな「骨折」というように、いろいろな段階の骨折がみられます。激しい痛みで動けなくなってしまうこともあると思います。しかし、痛みのないこともありますし、慢性の痛みがみられる人もいます。安静にして寝てばかりいると筋力が低下してしまいますので骨がさらに弱くなってしまう可能性があります。

骨粗鬆症の患者さんは、多くが腰や背中の痛みから受診されることが多いそうです。そして整形外科で診断や治療を受けることが多いとおもいますが、最近では、カルシウムバランスや更年期障害の治療についても含めますので内科や婦人科などでも診断や治療を受けることも珍しくはありません。骨粗鬆症の診断や治療はどの科でおこなっているのか、前もって医療機関に直接問い合わせをしてみるとよいでしょう。

骨粗鬆症の検査についてですが、まずは問診を行います。質問内容は、例えばささいな原因で骨折したことがあるのか、腰や背中の痛みがあるのかどうか、身長が低下したかどうか、家族に骨粗鬆症の人がいるかどうか、卵巣や胃を摘出する手術を行ったことがあるか、また食べ物の好き嫌いはないか、喫煙や飲酒の習慣、運動の習慣、他に治療中の病気、使用している薬などがあげられます。

実際の骨の状態を見るためにはX線検査(レントゲン)を行います。他にも骨量検査や尿検査、血液検査などをおこなうこともあります。これは対応する先生によって違いますので、受診されたら検査の内容を聞いてみるとよいでしょう。骨粗鬆症の検査は、採血のため注射針をさすとき以外は苦痛がないと思います。単純X線検査では背骨(腰椎・胸椎)のレントゲン撮影をおこない骨の変形や、骨折がないかなどを観察します。

日本人は慢性的なカルシウム不足だと言われていることをご存知でしょうか。日本人のカルシウム1日所要量(最低とるべき量)は600mgとされています。しかしこれは諸外国に比べてみるとかなり低いものです。それにもかかわらず、この値すら達成できていないという点が現状です。なるべく日々の食生活の中で積極的にカルシウムをとるようにしたほうがよいでしょう。

骨のためにはカルシウムだけでなく、ビタミンDなどほかの栄養素に大しても気を配ったほうがよいでしょう。カルシウムは、食べた分のすべてが吸収されるわけではありません。もちろん、個人差もありますし、食品によって含まれるカルシウムの吸収されやすさが違います。カルシウムをたくさん含んでいる食品やカルシウムが吸収されやすい食品をつとめてとるように心がけたほうがよいでしょう。

ビタミンDは食品から得られるほかにも、日光に当たることによっても皮下で合成されていきます。また、腎臓・肝臓でビタミンDが活性化されることによって腸でのカルシウムの吸収を助けてくれます。スナック菓子、インスタント食品、炭酸飲料にはたくさんのリンが含まれています。リンは体に必要な栄養素なのですが、とりすぎるとカルシウムの尿中への排出を促進してしまいます。これらの食品をとりすぎることは注意したほうがよいでしょう。

骨粗しょう症の治療のためには運動療法という方法もあります。これは骨をいたわりながら強くするといった方法です。骨粗鬆症の患者さんは、すでに骨折をおこしていたり、おこしやすくなっている場合があります。しかし、運動などはしないで安静にしたほうがよいのでは?と考えがちなのですが、これは間違いです。運動をしないでいれば骨は次第に弱くなっていきます。

骨に適度な力(主に体重)をかけることによって骨の強さは維持されています。例えば、宇宙飛行士は無重力に近い状態にいます。そのため体重が骨にかからず、意識して運動をしないでいれば短期間で骨の量が飛行をする前より低下したというデータがあります。また、運動によって筋力が維持されますので反射神経もよくなります。そして、転びにくくなるとも考えられます。

骨粗鬆症の人のための運動は、散歩をしたり立っている時間を長くしてみたり買い物には歩いて行くようにするとよいでしょう。あとは家の掃除をしたりエレベーターを使う代わりに階段を使うというように、特別にスポーツでなくても体を動かすことができればよいと考えられます。また、運動は続けて行うことが必要だといえます。散歩であれば30分くらいは続けましょう。そして毎日運動をおこなうことが効果的です。

骨粗鬆症の人は運動を少しずつでも取り入れるようにしましょう。例えば散歩をしたりするとよいでしょう。あとは立っている時間を長くしてみたり、買い物には歩いて行くようにするとよいでしょう。家の掃除をしたりエレベーターを使わないで階段を使うというようにするとよいでしょう。特別にスポーツに取り掛からなくても体を動かすことができればよいと考えられます。

そして運動は続けて行うことが必要になります。散歩をするのであれば30分くらいは続けましょう。そして毎日運動をおこなうことが効果的です。仲間と一緒にできるようであれば、きっと運動も楽しく続けられるでしょう。写真を撮りながら歩いてみたり、万歩計の歩数結果を見ることも楽しみのひとつになります。 骨に対する運動の効果の現れ方は、一般に運動の時間が長いほど、そしてた骨にかかる力が大きいほど著しいとされています。

しかし、強い運動は運動習慣のない中高年の人には不適だといえます。軽い運動であっても、時間を十分にかければ効果がありますのではじめてみましょう。体力や骨折のおこりやすさは個人差がありますので高齢者では他の病気の合併についても考えられますので、運動を始める前には主治医と相談したほうがよいでしょう。持久運動はウォーキング、ジョギングなどです。骨にかかる力の大きい運動はバドミントン、テニス、バレーボール、エアロビクスなどです。

骨粗鬆症の薬物療法についてご紹介したいと思います。骨粗鬆症の薬物療法は、食事療法・運動療法の上に成り立っているすです。つまり、食事からカルシウムやビタミンDなどをしっかりととることが大切で、また運動することや適度に日光を浴びることなどをきちんと行ってから必要に応じて医師が薬を処方することになります。

また、薬剤を飲んでいたとしても食事や運動に気をつかう必要があります。主な骨粗鬆症治療薬の分類についてですが、多くの種類の薬剤がありますのでいくつかを組み合わせて治療に用いることもあります。薬について分からないことがあれば、主治医か薬剤師にきちんと尋ねるようにするとよいでしょう。

カルシウム製剤としては乳酸カルシウムやリン酸水素カルシウムなどがあります。乳製品が苦手なお年寄りにはよいかもしれません。また食事からのカルシウム補給が十分でない場合に使用します。次にエストロゲン製剤(女性ホルモン製剤)です。一般名はエストリオール、結合型エストロゲンといわれています。閉経後に低下した女性ホルモンを補充することができます。他にも色々な治療薬があります。

骨粗しょう症を治療する手段として薬物療法もあります。薬物療法には色々な治療薬があるとされています。たとえばイソフラボン製剤などです。一般名はイプリフラボンで骨形成促進作用(骨を増やす作用)もあるといわれています。作用がおだやかなことが特徴です。次にカルシトニン製剤があります。

一般名はサケカルシトニン、ウナギカルシトニンです。このサケカルシオニンとウナギカルシトニンは注射薬しかないため週1~2回の通院が必要となります。しかし、腰痛に対する効果についても期待ができます。他にもビスフォスフォネート製剤があります。一般名はエチドロネート、アレンドロネート、リセドロネートです。

これらの薬剤は破骨細胞の働きを強く抑えてくれて、骨量を増やすことができmさう。それから活性型ビタミンD製剤のアルファカルシドールがあります。一般名はカルシトリオールです。ビタミンDの摂取量が低下している場合や、老化などによって産生が低下している場合、そしてカルシウムの摂取量が少ない場合に使用します。ビタミンK製剤はビタミンK2と呼ばれており骨形成の増加が期待することができます。

食事や運動などの日々の生活環境を気をつけることによって、骨量の減少をくいとめることも可能です。また、骨折を避けたりすることができます。毎日毎日、コツコツと積み重ねていき、骨粗鬆症を予防するようにするとよいでしょう。食事についてはカルシウムの収支がきになると思います。食事の中で上手にカルシウムを取り入れていければいうことないですよね。

しかし、体の中に入ってくるカルシウムよりも、出て行くカルシウムのほうが多ければ、当然でsが骨のカルシウム量は減っていくことになってしまいます。すなわち、体のカルシウム貯蔵庫である骨からどんどんカルシウムが出て行くことになってしまいます。逆に、入ってくるカルシウムのほうが多ければ、骨を増やすことが期待できると思います。

また、ピークボーンマスとよばれる人の一生のうちで最大の骨量を若い時期にできるだけ高くすることが大切だといえます。例えば貯金が100万円ある人と70万円ある人がいると思います。同じようにお金を使っていったら先になくなってしまうのは70万円しかなかった方ですよね。骨量でも同じことが言えます。骨の貯えが多ければ多いほど、閉経や加齢などにより骨量が減っていったとしても余裕がでてくるということなのです。

骨粗しょう症対策には、カルシウムを食事でどれだけとればよいのでしょうか?カルシウムの吸収率や排泄率は個人差があります。標準的な値がありますので参考にしてみてもよいでしょう。カルシウムの収支をプラスにするためには、1日560mg以上のカルシウムを食物からとる必要があるといわれております。

これは日本人のカルシウム1日所要量600mgとほぼ同じ量です。毎日25mgの「骨の貯金」をするためには、資料を参考にしてみると1日のカルシウム摂取量は800mgとなります。一方で、海外での「51歳以上の女性でホルモン補充療法をしていない人のカルシウム1日摂取量」の場合は、アメリカでは1,500mgでヨーロッパでは1,000mgというように定められています。

ビタミンDはカルシウムを効率よく吸収するために必要な栄養素だといわれています。ビタミンDは食物にも含まれておりますが、日光浴をすることによって皮下で合成される成分でもあります。皮膚の中にある「プロビタミンD」が紫外線の作用でビタミンDとなり、ビタミンDは肝臓・腎臓で「活性型ビタミンD」に変化し腸からのカルシウムを吸収するサポートをしてくれます。

マグネシウム不足も骨に影響されることをご存知でしょうか?マグネシウムはカルシウムとともに骨の健康に関係しています。マグネシウムの1日の所要量は約300mgとされています。ただ、たくさんとれば良いというわけではありません。カルシウムとのバランスが重要んとなっており、カルシウム2に対してマグネシウムは1くらいがちょうどよいとされています。

すでに骨粗鬆症を起こしている高齢の方が行う場合には、床のぞうきんがけなどの家事やお散歩、買い物というように、あまり骨に負担の少ないものを選ぶとよいかもしれません。比較的若い方が骨粗鬆症の予防に運動を始めるという場合には、特に「このような運動でなければならない」といったものはありません。しかし、骨に力の加わる運動ほど骨量を増やすことが出来ます。

ついいつい無理をしてしまってがんばってしまい、けがをしてしまったり関節や筋肉を傷めてしまったりしては元も子もありません。特に重いものを持ち上げる運動や強く体をねじる運動、また転倒の危険がある運動については十分な注意が必要となります。運動はできれば毎日続けるようにしましょう。もしも、無理であれば週に2~3回くらいは行った方がよいでしょう。

骨粗鬆症のある高齢者は、ささいな衝撃でも骨折してしまうことがあります。その原因の主なものに「転倒」があります。そのため、つぎのような症状のある方は、転倒には十分に注意したほうがよいでしょう。たとえば膝や足に痛みがある人は、とっさの時にふんばりがきかないため、転倒してしまう恐れがあります。手足の麻痺や、歩行困難がある人もそうです。

足はもちろんですが、転びかけたときに物につかまることができないため、手の麻痺も転倒につながる可能性があります。次にめまいを起こしやすい人です。めまいが転倒につながることがあります。眠くなりやすい薬や血圧の薬などを服用している人もとっさのときの動きが鈍くなりやすいため転倒する場合があります。また、血圧の下がる薬の場合はめまいなどから転倒する恐れがあります。

視力が弱い人は足元が見えにくいので危ないです。また、うす暗いところで見えにくい方は段差や障害物につまずくことがあります。耳の遠い人は車のクラクションや自転車などに気づかずにぶつかって転倒する可能性があります。 このような問題を抱えている方は、主治医に相談してその対策をとるようにしましょう。痛いところは治療するようにして、視力にあった眼鏡などを使う、杖を使うようにする、動きやすい服装を心がける、靴は運動靴をはくというような対策をとりましょう。

骨粗鬆症を早期発見するためには、骨検診ともよばれている骨ドックを一度受けてみるとよいでしょう。それではこの骨検診はどこで受けることができるのでしょうか。それは多くの市町村においては独自に骨検診を行っております。また「老人健康保険法(老健法)」によって年齢によっては無料で骨検診を受けることができます。まずは、自分が住んでいる保健所や保健センター、市役所などに問い合わせをしてみましょう。

骨検診については区市町村の広報紙にものりますので、注意して見ておくようにしましょう。また、民間の医療機関などでも骨量を測定してくれるところもあります。お住まいの近くにある病院などに問い合わせるのもよいかもしれませんね。骨検診は何歳くらいから受けるとよいのでしょうか。女性の骨量というものは50歳を過ぎてくると急激に低下してしまいます。

できれば40歳くらいまでに一度は骨量を測定しておきましょう。そしてご自分の骨量のピークを知っておくとよいでしょう。閉経した後は年1回ずつの測定で経過を観察するとよいみたいです。また男性は腎臓や胃腸の病気や長期の寝たきり状態などがなかった場合には70歳くらいまでは骨量の測定は必要がないというように言われます。女性と男性ではぜんぜん違うのですね。

骨粗鬆症ってどのような病気なのでしょうか。骨粗鬆症とは骨の量が減ってしまいスカスカになった結果、骨がもろくなってしまうという病気です。骨量というものは健康な人でも加齢とともに減少してしまいます。しかし、同年齢の人よりも骨量が減ってしまい骨の密度が著しく減少した状態を骨粗鬆症とよんでいます。日本の骨代謝学会の診断基準によれば若い人の平均骨量の80%未満を「骨量減少」と呼んでいます。

そして、70%未満を「骨粗鬆症」としてよんでいます。発症率は40歳代で約1割となっており50歳代で約2割で、60歳代になると3人に1人が骨粗鬆症にかかっているといわれています。骨粗鬆症の大きな特徴つぃては、初期の段階ではほとんど自覚症状がないということです。それは本人が気づかないうちに進行してしまいます。そして突然として、ちょっとしたことで骨折してしまうケースも多いのです。

現在では、寝たきりになる原因の第2位が骨粗鬆症となっています。ちなみに1位は脳内血管障害です。骨粗しょう症でおこった骨折は通常の骨折とは異なるのでしょうか。骨粗鬆症による背骨(脊椎・せきつい)の骨折というものは、圧力がかかってしまい徐々に縮んで腰や背が曲がる「圧迫骨折」を起こしてしまいます。初期は背骨や腰に慢性的な鈍い痛みを感じます。やがて体の重みから骨が変型してしまいます。その部分がまわりの神経に触れてしまうため、刺すような痛みを感じることもあります。このような痛みを感じたら、すぐに病院で検査を受けるようにして早めに治療を行ったほうがおいでしょう。

骨が減っていくメカニズムについてご紹介します。骨の主原料であるカルシウムはその99パーセントが骨にあります。そしてカルシウム量を調整したり貯蔵するといった役割をもっています。残りの1パーセントは血液の流れにのり、全身の臓器の機能を正常に保つというような重要な役割を担っています。 血液中のカルシウムが不足してしまうと骨に緊急指令が出されますのでカルシウムを放出します。

無理なダイエットなどをすることによって骨のカルシウムが放出されると、残存量が限界を超えてしまい骨がスカスカな状態になってしまいます。骨は新陳代謝が活発に行われていますので1つの骨が新しい骨に変わるのには約4ヶ月かかります。そして骨の細胞の中には、骨を作る細胞と骨を壊す細胞があって2つの細胞がバランスよく働くことによってつねに丈夫な骨を保つことができています。

この新陳代謝をサポートする助っ人が、「活性型ビタミンD」や「エストロゲン」「副甲状腺ホルモン」などです。ビタミンの摂取やホルモンの分泌が老化などによって減少してしまうと骨量が減ってしまうのです。骨量は成長とともに徐々に増えていき20歳くらいまでに形成されます。そして20~40歳でピークを迎えてから緩やかに減少していきます。

40歳以降の骨量の減少は老化による自然な現象です。そして、内臓の働きが衰えて腸管からのカルシウム吸収が低下することや、骨を作る細胞と骨を壊す細胞のバランスが乱れることもあります。また、細胞の働きが低下するために起こります。女性の場合には閉経後、骨量が急激に減少してしまいます。これはエストロゲン(骨が壊れるのを防ぐ女性ホルモン)が、閉経とともにほとんど分泌しなくなるためです。

骨粗鬆症になることは防げないのでしょうか。残念なことに老化によって骨量の減少は誰にでも起こることです。しかし、最大骨量が高ければ、骨量が減ったとしても骨粗鬆症になる危険ゾーンに入ることはないといえるでしょう。最大骨量を高くするためにはどうしたらよいのかというと、子どものころから栄養や特にカルシウムをきちんと摂ることが大切です。

また、骨量が減少しはじめたとしても生活習慣を改善することによって減少のカーブを緩やかにすることが可能です。そして骨粗鬆症を予防することとが可能になります。骨粗鬆症は高齢者、とくに閉経後の女性に加えて、次のような人に多く発症しています。近親者に骨粗鬆症の人がいる人です。これは遺伝と骨粗鬆症を招く生活習慣が家族で似ているためです。

また小柄でやせている人です。これは骨量が低い上、重い重力が骨にかからないので骨が弱い人が多いことがあげあれます。あとは下痢をしやすい人です。とくに牛乳を飲むと下痢をする乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)の人の場合は、カルシウムを摂取しにくい体質なので骨粗しょう症になりやすいといわれています。

骨粗鬆症を招く生活習慣についてご紹介します。次に紹介するような生活を送っていると、骨粗鬆症にかかりやすいので注意したほうがよいでしょう。偏食でありカルシウムの摂取不足、運動をあまりしない、たばこや酒をたくさん飲む、ストレスや過労がある、無理なダイエットをしている。また、過去にしたことがある。

それから日光に当たる時間が少ない。その他にも胃腸や卵巣、脳下垂体(のうかすいたい)の手術をした人や腎臓病、肝臓病、糖尿病、甲状腺機能亢進症などの病気が原因となり骨粗しょう症になることもあります。それでは骨量はどうやって測定するのでしょうか。以前は骨粗鬆症の検査はX線検査が主流でした。

しかし、最近は骨量を数値であらわすさまざまな検査法が普及しています。まずはデキサ法です。この方法はごく少量のX線を使って腰椎前後と側面、そして大腿骨頚(けい)部などの骨量を測定します。約10分くらいで測定することができますし、データも正確だとされています。次にMD法、DIP法です。この方法はX線撮影した写真をコンピュータで解析して骨萎縮度を数値で出します。これらの検査は整形外科や婦人科、内科、保険所などで受けることができます。