骨粗鬆症の診断方法

骨粗鬆症の患者さんは、多くが腰や背中の痛みから受診されることが多いそうです。そして整形外科で診断や治療を受けることが多いとおもいますが、最近では、カルシウムバランスや更年期障害の治療についても含めますので内科や婦人科などでも診断や治療を受けることも珍しくはありません。骨粗鬆症の診断や治療はどの科でおこなっているのか、前もって医療機関に直接問い合わせをしてみるとよいでしょう。

骨粗鬆症の検査についてですが、まずは問診を行います。質問内容は、例えばささいな原因で骨折したことがあるのか、腰や背中の痛みがあるのかどうか、身長が低下したかどうか、家族に骨粗鬆症の人がいるかどうか、卵巣や胃を摘出する手術を行ったことがあるか、また食べ物の好き嫌いはないか、喫煙や飲酒の習慣、運動の習慣、他に治療中の病気、使用している薬などがあげられます。

実際の骨の状態を見るためにはX線検査(レントゲン)を行います。他にも骨量検査や尿検査、血液検査などをおこなうこともあります。これは対応する先生によって違いますので、受診されたら検査の内容を聞いてみるとよいでしょう。骨粗鬆症の検査は、採血のため注射針をさすとき以外は苦痛がないと思います。単純X線検査では背骨(腰椎・胸椎)のレントゲン撮影をおこない骨の変形や、骨折がないかなどを観察します。

骨粗しょう症予防ガイド 新着情報

骨粗しょう症ってどんなものなのでしょうか。近年では、骨粗しょう症という「骨がもろくなる病気」が一般の方にもよく知られるようになりました。それでは このように「有名な病気」になってしまったのでしょうか。それはこの骨粗しょう症が一般的には高齢になるほどその程度が強くなるため、高齢化社会を迎えている日本では骨折の患者さんは年毎に多くなっているためです。

人の体はたくさんの細胞からできており、もちろん骨にも細胞があります。骨を作る細胞と溶かす細胞があります。これらの細胞が働いて骨が出来たり、壊されたりしています。そして骨も絶えず新陳代謝をしています。正常の骨では、作られるのと壊されるのとが同じ割合のために骨の強さや厚さはある一定に保たれています。しかし何かこれらの細胞の働きに影響する変化が起きれば二つの細胞の働きにアンバランスを生じてしまい、骨が柔らかくなったり、硬くなりすぎたりすることもあるのです。

ほとんどの場合には弱くなります。これが骨粗しょう症なのです。骨粗しょう症の人は、太ももの付け根(大腿骨頭部)を骨折する例が多いのですが、年をとってからこの部分を骨折してしまうと寝たきりに発展する恐れがあるのです。しかし、骨がもろくなるのは「老化」と考えてしまい、予防や治療を行わずに放置する場合が非常に多いとも言われています。骨粗しょう症を放置してしまうと骨折の危険性が高まってしまい高齢者は骨折から寝たきりへとつながってしまうこともあります。骨粗しょう症は「単なる老化」ではなくて治療が必要な「病気」だということをきちんと理解しておきましょう。